dimanche 20 août 2017

元気出すぞ!

離婚後、100人の内17人程度がうつになると、どこかで読んだ。
その理由は、喪失感、失敗したという事実、孤独感、これから一人で大丈夫かという不安などなど。

私はまだ離婚が法的に確定していない状態であるが、もう後戻りはできない段階なので、「離婚後」と言ってもいいだろう。

これまでは、結構平気だった。不安がないと言えば嘘になるし、大丈夫か?と、真っ暗な気持ちになる日もあるにはあったが、おおむね良好というか、殆どは「これから頑張るぞ」という気持ちだった。

孤独感というのも、それほど実感はしなかった。

しかし、引っ越し後のゴタゴタもだいぶ片付き、落ち着いてきたなと思った矢先に、日本にいる父が倒れたと連絡が入った。幸い、命に別状はないが、これからリハビリでどれだけ回復するか、という状況だ。

実は昨年、同じ病気で祖母が亡くなった。その時、見舞いにさえいけないこと、そしてお葬式にも参列できなかったことなどがものすごく苦しかった。

で、今度は父。

さすがに、まいっている。もう、頑張ろうとか前向きにとか、ナントカの一つ覚えのように言うのもバカバカしいと思うくらいだ。


日本に帰りたくて帰りたくて仕方ない。なんでこんな所にいるのか、こんな所にいていいことはひとつもないと思えてしまい、日中もだるさばかりが感じられ、ゴロゴロしている。これは、娘が不在中に調子に乗って夜遅くまでDVDを視ていた疲れと睡眠不足が原因しているとは思うが。

そんな中、小泉今日子さんの言葉が、心にしみた。離婚どうこう、ではない。50になった彼女が、その年齢を受け止め、ごくごく自然体に生きているということだ。

定年が60歳とすると、あと10年。また、45歳を過ぎたころから、残された時間は少ないからその中で自分は何をできるのだろうか。という前提がある。

だから、50歳になった現在、ものすごくアクティブで楽しい毎日だそうだ。そして、「体の衰え」と表現されることが多い変化についても「体が進化していて楽しい」と、ごく自然に前向きにとらえている。

すごくいいなあと思った。

私の年齢(40代半ば)なこともあり、そうか、と、しっくりきた。

私も、常々残された時間は少ないなあと感じていたではないか。というのは、じつは、自分で家を購入したいと思っている。日本に帰国した際には、実家を継ぐ形になるから、貯めたお金を老後の資金にする。
住宅ローンを組むとなると、年齢的なことが考慮されてしまうため、時間がないのだ。

今から始める仕事で、どこまでいけるか、ワクワクしていたではないか。

残された時間が少ないからこそ、毎日を大切に有効に使おう!と思っていたことが、小泉今日子さんの言葉により思い出されたのだ。

そうだなあ。

弱音を吐いている時間も、離婚相手のことに怒れている時間も、残された時間を有効に!と何かやっている時間も、平等に流れていく。

それなら。

やる気が無かったら、もう思いっきりグタグタ休んじゃえ!

で、疲れが取れたら、夢に向けてアクティブに残された時間をつかいたいな。

フランスにいることだって、日本に帰りたい、つまんない、ではなくて、「日本にいつか帰国する」のだから、ここにいる「残された」時間を大切にしないと。

と、思えた。

そんなわけで、やっぱりバカの一つ覚えのように、「また頑張ろう!」と、心から思い、この記事を締めようと思います(でも、睡眠不足が本当にたたっているので、明日は思いっきり休もうと思います♪)

jeudi 10 août 2017

モラハラ被害者と言えど(独り言)

今から書くことは、場合によっては読む方の気持ちを傷つけるかもしれません。
モラハラを受けている、受けたことがあると自覚されている方で、責任感が強いというか、自分が悪いかなと思いがちな方は、読まない方がよいかもしれません。


ご了承の上、お読みください。


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配偶者から「モラハラ」を受けた、と、よく聞きます。

私のケースも「モラハラ該当」と言われることが多いですし、そういわれて色々調べると、確かに合っているなと思います。

ただ、モラハラの「被害者」と言われる人の中には・・・

過去、確かにモラハラを受けていたにせよ、その後、人格が崩壊または変わってしまったのか、その人自身もモラハラっぽい言動をとっていることが、あります。

離婚をして、だんだん被害者の立場から脱出して立ち直り、反動でそうなるのか、それとももともとそういう気質だったのかは分かりません。

私の知っている例ですが。。。

その人は、モラハラを受けたと言っています。また身体的な暴力も受けたとのこと。
身体的な暴力と言っても、よくよく聞くと、腕にあざができた程度のようです。だからと言って許されるわけではないですが、顔を殴られたり髪を引っ張って・・・等の度合いで行くとかなり低い。

モラハラの方はもっと曖昧で、彼女が、離婚を決意したきっかけは、元旦那さんが他の女性について「なあなあ、あの人可愛くないか~?」と言ってきたことだそうです。

う~ん。。。

これさえもモラハラなのだろうか。恋愛中・新婚ほやほやでしたら、わかる気もします。自分だけを見ていてほしいし、そうでなくても自分には言ってほしくない。しかし、それでもモラハラとは言わないかなあ。

しかも、結婚して子供も生まれて何年も経っていると、夫婦は「同志」のようになってきます。仮に私の元夫がそういうことを言っても、私は気にならないなあ。逆に私も彼に、「あの人かっこいいねえ~」なんて、何の気なしに言っていたかもしれません。

その彼女曰く「自分がモラハラを受けたと思ったら、モラハラになる」とのこと。

これも、う~ん・・・

言っていることは分からなくもないけれど、これって危なくないだろうか。心の強い人や、信頼関係で結ばれている同士なら、結構ひどいことを言い合っていても、そんなに傷つかない。かたや、少し何かを言っただけで「きー!モラハラモラハラ!」と、思う人もいて、そんな相手に「モラハラ」と言われた場合、加害者と言われた方もある意味「被害者」になってしまわないだろうか。

先ほどの例で、私が元夫に本当に「あの人かっこいいなあ~」と言ったとします。
それを、夫が「ひどい、モラハラ」と思ったならば、私は、なんとモラハラ加害者になってしまいます。

これ、言われた方もやってられないだろうなあ。

私自身のことについても、本当にあれはモラハラだったのか、未だに確信が持てません。
もちろん、よりを戻すとか後悔とかはありません。
今は、気持ちがスッキリして、これで前に向かっていける!自由な心を取り戻した!と、「あの人にモラハラされた」等の恨み節よりも(現金なことに、そういうことはすでに忘れつつあります)、自分の人生を切り開いていこうという気持ちです。

気持ちが落ち着いた今、「私だけがモラハラ被害者」だったとは、どうしても思えません。私にも悪いところはあったと、やっぱり思います。一時期はこの思いに独占されてものすごく苦しかった(=モラハラ中に洗脳されているから、だそうです。。。)ですが、今は、彼にも私にも悪いところがあり、一緒にいても幸せになれなかったと、思えるようになりました。

片や、自称モラハラ被害者、しかし本人もかなりアクが強い彼女。

最近、言葉は悪いのですが、、、「つけあがって」きており、私のところにも「あなたなんかよりおフランスのことたくさん知ってるわ」と言わんばかりに、些細な事にもいちいちマウンティングしてきたり、私もすでに知っているようなことしか知らないのに「○○しましたか?(していないならやりなさい)」「教えてあげる」という雰囲気。

最初は、親切で言ってくれているのかと思い、違和感こそあったものの感謝して聞いていましたが、あまりにひどいので、感謝どころか、敬意さえもなくなってきました。

結婚中もこういう性格だったならば、旦那さんがキレて、しまいには手も出したくなるような気持ちになるも分からないでもないです(それでも暴力はいけないことですが)。

元旦那さんとの、現在のやり取りの際にも、さんざん「(相手が)言いがかりをつけてきて困る」と言っていたのに、今、彼女こそ、離婚の際に裁判で決定したことも都合よく忘れて相手に「訴えてやる」と、売り言葉に買い言葉か、因縁をつけたりしているようです。

ちなみに彼女は、離婚後数年経過しています。

彼女なりに毎日頑張っているかもしれませんが、離婚後数年経過していてもまだ経済的に独り立ちをしていないのは、疑問です。元旦那さんに自分の生活費さえもまだ請求しようとしています。私が元旦那さんなら、これこそ言いがかりであり、サッサと働いて自立してほしいと思います。あまりひどいようなら、彼女に経済力がないということで、監護権取り上げも狙うかもしれません。

逆に元旦那さんが彼女に同じことをしていたら、彼女はヒモだの、モラハラだの、言いがかりだのと大騒ぎすると思います。つまり、彼女が元旦那さんのことについて言っている言葉は、そのままそっくり彼女に当てはまるのです。

だから、他人にマウンティングしている余裕があるならば、まずは自分の生活の基盤を築いた方がいいと、ついつい思ってしまいます。モラハラ&DV受けた!ということで、いつまでも被害者だから、元夫からもらうもの貰っての生活が当たり前というのが、よく解りません。

ちなみに、DVといっても腕にあざができた程度ですので、後遺症で働けない等、旦那さんから生活費をもらい続けるの対象になりそうなことは全然ありません。至って健康、口も達者、攻撃力は人一倍(その後、私たちにそれを報告して「ドヤァ」(・・・汗)。

正直、彼女に対して、モラハラなんて大変な思いをして、そこから脱出した割には、人間的な厚みがないのでは???と、辛辣なことを思ってしまう自分がいますし、彼女自体がモラハラ人間っぽいと・・・思ってしまう自分もいます。

そんな彼女を見るにつけ「モラハラ受けていた」「海外で離婚で大変(海外に来ているのは、ハッキリ言って自己責任ですし)」に酔うことなく、謙虚にしかし前を向いて頑張っていきたいなあと、反面教師にしています(と言いつつ、彼女と話した後はいつもムカムカしますので、距離を置いてだんだんフェードアウトしていこうと思っています)

モラハラだったにしても、そうでなかったにしても、性格が曲がっている場合ではない!!ですね。気をつけようと思います。

変な独り言、ここまで聞いてくださった方、ありがとうございます。

samedi 5 août 2017

すみません。大変ご無沙汰しております。

前回の更新からずっと身辺あわただしかった。しかしあれから、あっという間に年が変わり、そして新しい年も既に半分以上経過しているなんて。

今の状況ですが・・・何とか生きています。

ではなく!

とても!!幸せに生きています。

離婚を簡単に勧める気はありません。子供がいたら特に、ギリギリまで頑張りたいという気持ちは分かりすぎるほど分かります。それに、一歩踏み出すのが怖いというのも分かります。

特に海外では、社会のシステムさえ日本の常識とは異なることが多いし、頼りにできる家族も近くにいなかったりと、それはそれは怖い。暗闇の中を手探りでどころの話ではない。暗闇の崖っぷち(両側が崖)を足探りで進むくらいのインパクトになることだってある。

でも、私の場合はたくさんのフランス人に助けられて、今こうして「シアワセ」と思える状況にあります。この先もこのシアワセを持続できるように頑張っていくしかないです!

あれからのお話、ゆっくりになりますがまた更新するつもりです。
その際には、またぜひご一読いただけましたら嬉しいです。