mardi 4 octobre 2016

バカンス出発前の会話 1

フランスでは基本的に7~8月の間に夏季休暇を取得する決まりになっているが、夫はその間に休暇が取れず、10月に取得することになっていた。

この件についても、ずっと不平不満の嵐。

夫のバカンス=親と過ごす 「だけ」 そして親は定年退職をしており、年金暮らし&時間がありあまった生活をしているようなので、別にいつだっていいではないか。逆に、ものすごく暑い中、高速道路をとばしてそこに向かうよりも、暑くも寒くもない10月なら道中も快適ではないのか。

取れないわけではないのだし、7~8月でなくたっていいではないかと思うし、そう言ってきたが、もちろん聞く耳は持たない。この件に関しても、夫は自分自身を「可哀想」と思っている。

そんなわけで、夫は昨日10月3日(月)から、3週間ほどバカンス。

通常は自分の車で、朝早いうちに親の家に向かうが、今回は親と一緒にまずは姉の家に向かうという。私たちの住むところは、大まかに言うとフランスを縦断する形で親の家と姉の家の中間地点にあるので、姉の家への往復については、親と一緒に行動するそうだ。

そのため、今回は朝10時頃の出発と言う。

8時ごろ、娘を学校に送り出してから、なぜかいきなり片づけにとりかかっていた。それがひと段落したようなので、私も以前から気になっていたところを片付けることにした。

使っていなかった食器類。使っていなかったのだから、通常は捨てるが、夫の物や、普通に使えるお皿などは、仕分けして私&娘そして夫用と仕分けすることにした。もちろん、今後も絶対に使わないだろうと思われるものについては処分することにした。

それをしながら、先日(前回記事をお読みください)、夫が「もう少し考えたい」と言っていたので、出発前に今の気持ちを確認しておきたいと思い、訊いてみた。返事は

「(離婚の意思は)変わらない」とのことだった。

理由は「今日は、私と良い時間を過ごしていると感じるけれど、このまま続けたら、やっぱり数か月後にはまた雰囲気が悪くなり、繰り返す」から、だそうだ。

今後の予定は「仕事が決まったら、当初の予定通り10月末に退職願を提出、来年1月1日からは新しい職場の近くに引越して働く」とのこと。仕事が決まっていなかったらどうするのか?と聞くと、それは考えてもいなかったようで「そしたら、今勤めているところに(決まるまでは)いる」とのこと。

私に対しても「仕事の募集があったら、どんどん応募しとけば」と言っている。(←先日は「どうせお前はフランスでは(パリに行かない限り)就職できない」とか言い放ったくせに)

今、応募できそうなものは一件しかないこと。採用されればそこに引越するが、無理だったならば今いる町にとどまり、就職は探しながら、フリーランスもしくは起業してやっていけるようにしようと思っている、と、伝えた。

それでも最初は「(自分の休暇中も)どんどん進めておいたほうがいい」と言っていたが、そのうちに、電話が鳴った。



どうでもいいけれど、この人からの電話は、いつも、ピンポイントで「なんで今」と思う時にかかってくる。理由は後日書くが、姑は大変意地悪な人だ。電話をかけるタイミングまで自然に意地悪になるようにできているらしい。

その電話の後、もう一本電話が入っていた。

切ってから「ちょっと前に履歴書を送っておいたところから、連絡があった。姉の家の近くのところなので、(バカンスに)行っている間に、面接兼話を聞きに行ってくる」とのこと。

じゃあ、頑張ってね。と言っていたら、

自分のCDを片付けているフリ?をしながら、こちらに目も向けず「・・・(私の)仕事が決まっていれば、安心して離婚もできるけど・・・仕事が見つかるまで、(自分が)待とうか。もし、姉の家の近くで就職が決まったら、一緒に引越して、(私の)就職が決定次第(離婚する)にしようか」

と、絞り出すような声で言っていた。

(この後も長くなってしまいそうなので、一旦切ります)

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