もう、話し合いはいいなあと思っていた。どちらにしても相手次第。
相手が離婚希望ならば、再度私にそれを通告するだけ。
離婚希望でなくなった場合、基本的には通告(私は黙ってついてくると思っている。過去のいきさつからもそれは仕方ない)。万一私が嫌だといった場合のみ、話し合いになるのだろうと、そういう自分勝手な話し合いになるだろうと思っていた。
私は「離婚の意思は覆らないだろう」と思っていたが、実家の母は「離婚したくないと言ってくるだろうね」と予想しており、まさにそれが当たっていた。
先週から、姉の家に言っていたが、その間にある企業に面接に行ったことは知っていた。
珍しく、夫の方から私のいるところに来た。最初は飼っているモルモットを抱っこしたりと、会話はなかった。が、耐えきれなくなって私から「就職は決まったのか」と質問した。
採用されたらしい。
それで
「一緒にこいよ」と。
少し、考えたけれど、「Non」と、答えた。
理由を問う夫に、「貴方が言い渡してきたように、離婚が私たちにとっては一番いいと思う」。
「なんで、(これから住む街は)いいところだよ」と言うので、街がどうこうではなくて、私たちの在り方が問題だと伝えた。
「収入も増えるし、もっといい生活になる」とか言うが、それは、ここに来る時にも聞いたセリフである。確かにここに来てから収入が良くなったので、広い家に住めた。が、私と夫との関係では夫ばかりが力をつけ、夫婦としてバランスが取れない状況に陥ってきた。
それでも、私は我慢した。だけど、先日、夫は「自分は不幸だ」と言っていたではないか。だから、もうこれ以上は努力できないし、したいという気持ちもないと伝えた。
「じゃ、これからどうするんだ(収入は?)」というので、何とかするからと答えた。あまり詳細は言いたくない。だって、先日は「お前の今後など俺には全く関係ない」と言ったのだから。
愛してるとか言ってきたが、そう言っていたって何かあったら即離婚を言い渡すよね・・・と返事した。今後だって絶対に口論はするだろうし、そうなったらその翌日には離婚を言い渡すよね?そういうジェットコースターみたいな生活は無理。
それに・・・離婚を(夫から)言い渡してきたのは今回が初めてではないし。
「娘とモルモットもいるじゃないか(だから家族そろっていた方がいい)」と言うが、そんな時だけ娘やモルモットをダシにするなんて卑怯だと思った。
口にはしなかったが、ここに引っ越してきてからの約4年間、娘とどれだけの交流をしてきたんだ、と思った。何かあっては「失せろ」とか怒鳴りつけるだけだったくせに。
「そうだけど、貴方はゲームばかりやっていたよね?家族で行動なんてこと、あったっけ?」と答えた。
沈黙
「あと」言おうか迷ったが、続けた「貴方のお母さん。いつも私のこと悪く言うようだけど・・・」と言ったら「何にも言っていない。今回だって、私の話はしてこなかった。今日の午後話し合うとは言っておいたけど」と言うが、嘘だ。姑は私の悪口を言うのだ~いすき、だから、こういう機会に便乗して弾けないわけがない。
ただ、今回のことではなく、私が言おうとしていたのは常の事。「今回はそうかもしれないけれど、貴方のお母さん、こんなひどい嫁を持っちゃって、可哀想に、って雰囲気のことを言ってくるよね」と言ったら「そんなことは言わない」とすぐに防御。
「いや、直接的には言わない。間接的に。あの嫁はできない嫁だ。だから、そんな嫁をもってしまってあなたの生活も惨め極まりない、可哀想に、といった趣旨のことを言ってあなたを洗脳する。そして、残念なことにあなたも基本それに同意だからね」と、言った。
・・・・・・
いつもとは違う雰囲気の私に「この10日間で、どうした。何があったんだ」と訊いてきた。
別に何も、と答えた。今日話し合いをすると言うから、離婚に向けて動くとかはしなかった。不要品処分だけを集中してやっていた。もちろん、誰かに相談してアドバイスをもらったとかはない(話を聞いてはもらったが、「こうしろ」というアドバイスはない)。自分一人で10日間、よく考えてこの結果になった。と、言った。
話にならないと思ったのか、夫は「そろそろ昼ごはんにする」と、その場を去った。
(続きます)
---
よろしかったら、クリックをお願いいたします。
Aucun commentaire:
Enregistrer un commentaire