mardi 25 octobre 2016

銀行のとても親切な担当者、離婚について講義その2(今年)

この記事からの続きです。

娘の養育権については、「離れ離れになって暮らすのなら、旦那さんからの食費手当は減額で、父子の面会権が少ない、そのような対応になるのかしらねえ」と、言っていた。彼女は離婚歴はあるようだが、子供がいての離婚ではなかったらしいので、子供をめぐってのあたりは不案内なようだ。

ただ、娘は父親にはもう会いたくないようなんですよ・・・と言っていたら、「娘さんの年齢はいくつですか」と訊くので、12歳だと答えたところ「私は弁護士とか法律の専門家ではないから、下手なことは言えないけれど」と前置きしながら

「子供が4歳5歳とかの幼さならば、養育権についても両親の間で決めることになるけれど、12歳なら・・・弁護士に全部言って相談したら・・・うん、相談するのがいいですよ」

「弁護士さんは、基本的に貴女の味方ですから、貴女にとって悪くなるような話には持っていきませんよ。できるだけあなたの希望にそった離婚になるように、尽力してくれるはず。だから、弁護士にはとにかく相談するといいですよ」と続けた。

弁護士というと、なんとなく腰が引けてしまうのだけれど・・・確かに、依頼者のことをいちいち攻撃していたら商売になるはずがない。法律上無理なことはそう伝えてくれるだろうが、そうでなければ大きな味方になってくれるはず。

思い返してみれば、確かに、去年無料の法律相談に行ってみた時に、私の話を聞いてくれた女性弁護士は基本的に私の立場で物を言ってくれた。相談を終えてから、とても心強くなったことを思い出した。

それなのに、なぜ、また今年このようにビビりとなってしまったのだろう。。。

そう思っていたら、PCのスクリーンを見ていたKさんが

「共同口座の方なんですけれど」と、いきなり銀行的な話題を出し「もし、別居や離婚になったラすぐに!!!共同口座は解約すべきですよ」と言った。

「残高がマイナスだったりした場合、お二人に返済の義務が発生するんですね。どちらが遣っただとかは銀行では一切関与しませんから、これは本当に気を付けた方がいいですよ」と言う。

しかし、去年、弁護士さんに相談した時には「その共同口座は絶対に!!!!解約しないでくださいね!!!!!!」と、念を押された。私自身も、解約にはいい気持ちがしていなかったので、これには同意だけで共同口座はそのままとなっている。

銀行側での言い分も、すごくよくわかる。「万一、貴女の夫がマイナス残高を作った場合でも、貴女にも責任が発生するから、ぜひ回避して」とのことなのだ。しかし、この共同口座に給料が振り込まれるので、解約してしまったら生活費は保障されなくなってしまうのではないか。

中々、頭が痛い問題だ。。。

とにかく、いつかは弁護士に相談しなければならない。その時に、口座の件は銀行で言われたことも伝え、どうしたらいいのかと相談することにしよう。。。

最後に、娘の名義の口座の件でも話をした。夫が、現在もっている口座を解約した後は、娘名義の口座には手を付けることはできない。

ただ。

もしも、その前にお金を引き出ししたりした場合には、銀行では止める権限がないので、どうしようもない、とのことだった。「まあ、そこまではきっとしないと思いますが」と言うが・・・。

私がそのお金を「個人的に」欲しいのではなく、娘の大学進学の際の学費にと思っている。だから、それを夫が使い込みしたり、また夫の許可なく引き出しができない形にされたら(現在の口座を勝手に解約したうえ、ほかの銀行で口座を開く等)、困る。

これについても、弁護士さんに聞かなければ。

親切なKさんが、私のために約1時間半もの時間を割いて、色々と相談に乗ってくれたのでまた知識が増えた。

あまりに、無駄に時間ばかり取っていただいたので申し訳なくなり「そういえば、個人事業主として収入を得る道を模索しているんです」と言いながら計画を話したら、Kさんの目が一気に目が輝いた。

「いいじゃないですか!離婚を待たずに、すぐにスタートさせてもよさそうですね!」と言っている。その際には、別に口座を作らなければならないので、また来ますと言うと、「銀行として助けられることは色々いたしますから、ぜひ!」と言い、笑顔で別れを告げた。

こうなってみると、他人からもらえる気持ちややさしさが、とても胸に沁みる。
いつか、私も誰かにお返しができるように・・・

今日も何かを進めることができたらいいな。

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